イタリア北東部に位置する水の都ヴェネチアで、27日(水)、第65回ヴェネチア国際映画祭が開幕した。映画『ベニスに死す』で有名なリド島を舞台に繰り広げられる世界最古の国際映画祭。例年、日本関連の作品が多く上映され、日本人にはなじみの深い祭典だが、今年もさまざまなドラマが生まれそうだ。
開幕セレモニーのレッドカーペットには、オープニング作品『バーン・アフター・リーディング(原題)』のジョエル&イーサン・コーエン監督やフランシス・マクドーマンド、ティルダ・スウィントンらが次々到着。数時間前からカメラを構えていたファンたちの興奮は、ジョージ・クルーニーとブラッド・ピットの師弟コンビが同時に登場するとピークを迎えた(8月27日関連記事)。
開幕セレモニーのレッドカーペットには、オープニング作品『バーン・アフター・リーディング(原題)』のジョエル&イーサン・コーエン監督やフランシス・マクドーマンド、ティルダ・スウィントンらが次々到着。数時間前からカメラを構えていたファンたちの興奮は、ジョージ・クルーニーとブラッド・ピットの師弟コンビが同時に登場するとピークを迎えた(8月27日関連記事)。
セレモニーの司会は、ジュゼッペ・トルナトーレ監督の『題名のない子守唄』のヒロインで知られるロシア人女優のクセニア・ラパポルト。映画祭ディレクターのマルコ・ミューラー(8月27日関連記事)の挨拶に始まり、コンペ部門の審査委員長ヴィム・ヴェンダースを含む7人の審査員(8月28日関連記事)が紹介された。
セレモニーの中盤には、ラパポルトが「ブラッド・ピットさん、忘れ物が届いています」とアナウンス。ピットが舞台に上がると、『ジェシー・ジェームズの暗殺』で最優秀主演男優賞を受賞した際のトロフィーを手渡された。これは昨年、ヴェネチアから直接、トロント国際映画祭に向かったピットが置いていったもので、「年をまたいで表彰してもらった気分でうれしい、グラッツェ」といきな演出に満面の笑みだ。
その後、今年で100歳を迎えるポルトガルのマノエル・デ・オリヴェイラ監督が登場し、自身の7分の短編風刺コメディ“Do Visi'vel ao Invisi'vel”から、オープニング作品『バーン・アフター・リーディング(原題)』へとつないだ。
全72カ国から3689本の作品(うち長編映画は2429本)が寄せられた今年のヴェネチア。コンペティション部門に選出された21本のうち、日本からは宮崎駿監督の『崖の上のポニョ』、北野武監督の『アキレスと亀』、押井守監督の『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』の3本がノミネート。また、石橋凌や菅田俊、西村和彦らが出演するフランス映画『INJU』(バーベット・シュローダー監督)や、オダギリジョーが主演するユー・リクウァイ監督の『プラスティック・シティ』も選出されている。
ハリウッドからの注目作品としては、『バーン・アフター・リーディング』のほか、コンペ部門で上映されるジョナサン・デミ監督、アン・ハサウェイ主演の“Rachel Getting Married”、『 バベル』の脚本家ギジェルモ・アリアガの初監督作でシャーリーズ・セロン主演の“The Burning Plain”、 ダーレン・アロノフスキー監督、ミッキー・ローク主演の“The Wrestler”などがある。
また、ナタリー・ポートマンの監督デビュー作“Eva”が短編部門(Corto Cortissiomo)でお披露目されるほか、クレール・ドニ監督の“35 Rhums”やアッバス・キアロスタミ監督の“Shirin”、 エマニュエル・ベアール主演の“Vinyan”、 ヴェルナー・シュローター監督の“Nuit de chien”など、ヨーロッパやアジアからの作品も注目される。
さらに日本関連では、河崎実監督の『ギララの逆襲 洞爺湖サミット危機一発』がミッドナイト部門で、マキノ正博監督による1937年の名作『血煙高田馬場』がコンペ外で特別上映され、時代を超えた日本映画の魅力を届ける。
美しい水の都が“映画の都”に衣替えする11日間。ヴェネチア国際映画祭は、9月6日まで行われる。
セレモニーの中盤には、ラパポルトが「ブラッド・ピットさん、忘れ物が届いています」とアナウンス。ピットが舞台に上がると、『ジェシー・ジェームズの暗殺』で最優秀主演男優賞を受賞した際のトロフィーを手渡された。これは昨年、ヴェネチアから直接、トロント国際映画祭に向かったピットが置いていったもので、「年をまたいで表彰してもらった気分でうれしい、グラッツェ」といきな演出に満面の笑みだ。
その後、今年で100歳を迎えるポルトガルのマノエル・デ・オリヴェイラ監督が登場し、自身の7分の短編風刺コメディ“Do Visi'vel ao Invisi'vel”から、オープニング作品『バーン・アフター・リーディング(原題)』へとつないだ。
全72カ国から3689本の作品(うち長編映画は2429本)が寄せられた今年のヴェネチア。コンペティション部門に選出された21本のうち、日本からは宮崎駿監督の『崖の上のポニョ』、北野武監督の『アキレスと亀』、押井守監督の『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』の3本がノミネート。また、石橋凌や菅田俊、西村和彦らが出演するフランス映画『INJU』(バーベット・シュローダー監督)や、オダギリジョーが主演するユー・リクウァイ監督の『プラスティック・シティ』も選出されている。
ハリウッドからの注目作品としては、『バーン・アフター・リーディング』のほか、コンペ部門で上映されるジョナサン・デミ監督、アン・ハサウェイ主演の“Rachel Getting Married”、『 バベル』の脚本家ギジェルモ・アリアガの初監督作でシャーリーズ・セロン主演の“The Burning Plain”、 ダーレン・アロノフスキー監督、ミッキー・ローク主演の“The Wrestler”などがある。
また、ナタリー・ポートマンの監督デビュー作“Eva”が短編部門(Corto Cortissiomo)でお披露目されるほか、クレール・ドニ監督の“35 Rhums”やアッバス・キアロスタミ監督の“Shirin”、 エマニュエル・ベアール主演の“Vinyan”、 ヴェルナー・シュローター監督の“Nuit de chien”など、ヨーロッパやアジアからの作品も注目される。
さらに日本関連では、河崎実監督の『ギララの逆襲 洞爺湖サミット危機一発』がミッドナイト部門で、マキノ正博監督による1937年の名作『血煙高田馬場』がコンペ外で特別上映され、時代を超えた日本映画の魅力を届ける。
美しい水の都が“映画の都”に衣替えする11日間。ヴェネチア国際映画祭は、9月6日まで行われる。




























































