米俳優組合(SAG)の幹部が、こう着状態にあるスタジオ側との契約について話し合う場を設けた。会合は26日(土)朝、ハリウッドの本部で始まり、ハリウッドにいないメンバーはビデオを通して出席。SAGはこの会合に関してコメントを発表していないが、話し合いは午後も続けられているようだ。
SAGの役員選挙候補者が発表された直後に開かれた会合。9月18日(木)に行われる選挙を前に、71議席をめぐって2つの勢力が現在のポストの保守、または拡大をもくろんでいる。
有力なのはアラン・ローゼンバーグ会長率いる強硬派のMembership Firstで、25日に33人の候補者を発表。新参入のキース・キャラダイン、ジョエリー・フィッシャー、スコット・バクラ、アラン・ラックらが名を連ねたが、現職のジョー・ボローニャ、レイニー・カザン、そしてジョベス・ウィリアムズらもいる。
現在はかろうじて役員会の過半数を維持しているが、穏健派のUnited for Strengthが急追。著名なメンバーには、アダム・アーキン、エイミー・ブレナマン、ダグ・サヴァント、マーシア・ウォレス、そしてケイト・ウォルシュらがいる。また、ライバル団体である米テレビ・ラジオ芸術家連合(AFTRA)と合併し、長年続いているバトルに終止符を打ち、俳優の交渉という点において強さを増そうと主張している。
SAGとAFTRAの亀裂は、27年の歴史で初めて、AFTRAが独自にスタジオ側とプライムタイムの暫定契約を結んだことでさらに深まった。これに拍車をかけるように、SAGはAFTRAの契約を失効させるため、組合のメンバー(その多くがAFTRAのメンバーでもある)に反対票を投じるようキャンペーンを展開。契約をめぐる投票は7月8日に行われ、62%の賛成票をもって批准された。
25日に提出された財務状況表の中でMembership Firstは、「目標はSAGの旗の下、俳優たちをひとつにまとめ、賃金や労働条件、いかなるメディアにおける使用料を守ること。そして新しいメディアにおける司法権を守ること」と発表した。
選挙でも、Membership Firstは若干の優位を保っている。メンバーはボローニャ、キャラダイン、フィッシャー、カザン、ウィリアムズのほかに、ジェーン・オースティン(スタント)とデイヴィッド・ジョリフェ。また、SAGのラルフ・モーガン・サービス・アワードの受賞者であるイェール・ソマーズとスコット・ウィルソンも入っている。
投票用紙は8月末に配布され、結果は9月18日に公表される。
United for Strengthの候補者を束ねるネッド・ヴォーンとブレナマンは、今年初めにSAG委員会に対し「条件付きの投票をしよう」と持ちかけ、失敗した過去がある。Membership Firstはこれに反対していた。
過去3年にわたってMembership Firstが仕切ってきたSAG委員会が、テレビ局・映画スタジオ側の団体(AMPTP)からの要求に応え、最終決定を12万人のメンバーにゆだねるとは思えない。再出馬していないローゼンバーグ会長は、SAGメンバーに対しスタジオ側からの契約内容は自分たちにとって不十分だとしている。Membership Firstの陳述書が指摘した新しいメディアにおける使用料と司法権問題は、スタジオ側との交渉の重要な論点となっている。
また、SAG委員会がストライキ委員会結成の是非を問うことも考えにくい。委員会結成のためには、75%の賛成を得なければならないからだ。
それに比べて、United for Strengthはスタジオ側が提示した契約に柔軟な姿勢を見せているが、映像使用料や不可抗力規定の削除問題などは、AFTRAの契約を認めたSAGメンバーにとっても、いまだに大きな問題として残っている。
SAGの役員選挙候補者が発表された直後に開かれた会合。9月18日(木)に行われる選挙を前に、71議席をめぐって2つの勢力が現在のポストの保守、または拡大をもくろんでいる。
有力なのはアラン・ローゼンバーグ会長率いる強硬派のMembership Firstで、25日に33人の候補者を発表。新参入のキース・キャラダイン、ジョエリー・フィッシャー、スコット・バクラ、アラン・ラックらが名を連ねたが、現職のジョー・ボローニャ、レイニー・カザン、そしてジョベス・ウィリアムズらもいる。
現在はかろうじて役員会の過半数を維持しているが、穏健派のUnited for Strengthが急追。著名なメンバーには、アダム・アーキン、エイミー・ブレナマン、ダグ・サヴァント、マーシア・ウォレス、そしてケイト・ウォルシュらがいる。また、ライバル団体である米テレビ・ラジオ芸術家連合(AFTRA)と合併し、長年続いているバトルに終止符を打ち、俳優の交渉という点において強さを増そうと主張している。
SAGとAFTRAの亀裂は、27年の歴史で初めて、AFTRAが独自にスタジオ側とプライムタイムの暫定契約を結んだことでさらに深まった。これに拍車をかけるように、SAGはAFTRAの契約を失効させるため、組合のメンバー(その多くがAFTRAのメンバーでもある)に反対票を投じるようキャンペーンを展開。契約をめぐる投票は7月8日に行われ、62%の賛成票をもって批准された。
25日に提出された財務状況表の中でMembership Firstは、「目標はSAGの旗の下、俳優たちをひとつにまとめ、賃金や労働条件、いかなるメディアにおける使用料を守ること。そして新しいメディアにおける司法権を守ること」と発表した。
選挙でも、Membership Firstは若干の優位を保っている。メンバーはボローニャ、キャラダイン、フィッシャー、カザン、ウィリアムズのほかに、ジェーン・オースティン(スタント)とデイヴィッド・ジョリフェ。また、SAGのラルフ・モーガン・サービス・アワードの受賞者であるイェール・ソマーズとスコット・ウィルソンも入っている。
投票用紙は8月末に配布され、結果は9月18日に公表される。
United for Strengthの候補者を束ねるネッド・ヴォーンとブレナマンは、今年初めにSAG委員会に対し「条件付きの投票をしよう」と持ちかけ、失敗した過去がある。Membership Firstはこれに反対していた。
過去3年にわたってMembership Firstが仕切ってきたSAG委員会が、テレビ局・映画スタジオ側の団体(AMPTP)からの要求に応え、最終決定を12万人のメンバーにゆだねるとは思えない。再出馬していないローゼンバーグ会長は、SAGメンバーに対しスタジオ側からの契約内容は自分たちにとって不十分だとしている。Membership Firstの陳述書が指摘した新しいメディアにおける使用料と司法権問題は、スタジオ側との交渉の重要な論点となっている。
また、SAG委員会がストライキ委員会結成の是非を問うことも考えにくい。委員会結成のためには、75%の賛成を得なければならないからだ。
それに比べて、United for Strengthはスタジオ側が提示した契約に柔軟な姿勢を見せているが、映像使用料や不可抗力規定の削除問題などは、AFTRAの契約を認めたSAGメンバーにとっても、いまだに大きな問題として残っている。























































